- 投稿 2019/01/18
- 旅日記等(国内) - 201812伊勢(家族旅行)
この記事の最終更新日は 2019年1月20日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
伊勢神宮・内宮にて
こんばんは、MIKOです。
昨年の12月、家族で伊勢参りに行ってきました。
普段はボッチ旅だけど、たまには家族サービスもするんですよ!わたしも!!(ドヤァ
で、その時、家族や友達同士のグループ旅行での伊勢旅行で、とてもお得な『伊勢路フリーきっぷ』を利用しました。
画像引用:JR東海 伊勢路フリーきっぷ
実際に旅先で利用して、とても便利だったのですが、実は旅行前、このお得な切符がどこで買えるかの情報がなくて、かなり困りました。
今回の記事では『伊勢路フリーきっぷ』の買い方や、どんな旅行を考えている人におすすめかについてお話したいと思います。
Contents
●はじめに:JR東海のお得な切符『伊勢路フリーきっぷ』とは
公式WEBからの引用ですが—
快速「みえ」号の普通車自由席の往復に、JR線フリー区間内(松阪~鳥羽)の快速・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由。
さらに、きっぷに指定されたタクシーを6,000円分ご利用いただける「タクシー乗車引換券」をセットにした大変お得なきっぷです。
MIKOたちのように関東圏から伊勢に行こうとすると、たいていは新幹線で名古屋駅から、近鉄特急か、JRの「快速みえ」のいずれかを利用することになります。
快速みえ
このチケットは簡単にいうと「快速みえ」の人数分往復の乗車券(自由席)に、1グループにつき+6000円分のタクシー券(うち2000円はおかげ横丁などで使用しても良い共通券)がついてくる切符です。
気になるお値段は、名古屋駅からの利用とした場合、
1人用7,570円、2人用9,630円、3人用11,690円、4人用13,750円。
快速みえの名古屋~伊勢市駅の自由席運賃は片道2000円。
お伊勢まいりをする際にあわせて行く機会の多い、二見浦や鳥羽は伊勢市駅より更に先なので、当然、運賃も高くなります。
快速『みえ』の普通車自由席の往復4000円分(名古屋-伊勢市駅間)に加え、普通・快速列車の普通車自由席も乗り降り自由となるので、電車の運賃だけみた場合でも、3人用以上ならかなりお得です。
そのうえ、前述したタクシー券6000円分がついてくるので、グループ人数3-4人の旅行であれば、かなりお得ですよ!
●家族旅行・グループ旅行でもこんな旅にオススメ
・お伊勢まいりを中心に旅程を組みたい。
・別宮や博物館などにはあまり行かず、外宮・内宮さえお参りできれば良い。
・バスの時間を気にしたくない。
・足が悪い・歩くことが苦手なメンバーがいる。
・方向音痴。
外宮-内宮間は、タクシー移動だと片道2000円前後です。
混雑状況によって2000円オーバーになってしまったり、2000円以下で済んだり。
わたしたちは二見浦の夫婦岩~二見浦駅間の片道、外宮-内宮間の往復のタクシー利用でこの旅行中、5000円分ほどのタクシー券を実際利用しました。
残り1000円分はおかげ横丁でおみやげ代に使用して、ほぼ無駄なく使いきりました!
シンプルな「伊勢神宮 外宮・内宮+おかげ横丁やおはらい町散策」な旅のスケジュールであれば、極端にタクシー券が不足することも、余ることもないと思いますよ!
方向音痴さんに「伊勢路フリーきっぷ」が良い理由としては、名古屋駅で新幹線から快速みえに乗り換え時、同じJR名古屋駅内(とはいえ、一度改札をでる必要がありますが)なので、迷いにくい・西鉄名古屋駅までの距離を歩かなくてよい、というのも地味なメリットです。
●伊勢路フリーきっぷ利用時の注意点
・タクシー券から先に使い、共通券は最後まで残しておくこと!
共通券の余った分はお土産代に。
タクシー券が残ってしまうとつぶしがききません。
・別宮や近隣の博物館などにも行きたい場合、タクシーでこまめに移動するより、バス1日乗車券を使う方が利便性がよい(と思われる)
初乗り運賃が一定額かかるタクシーという交通手段上、細かく何度も利用するのに向かないため。
・複数人用の切符を買った場合、該当人数はみな同一旅程でなくてはならない。
名古屋駅で購入し、快速みえに乗るために改札口を入る時点から、チケット利用者グループは同一行動でなくてはいけません。
この点については「●伊勢路フリーきっぷの買える場所・買い方」にて詳しく。
・快速みえの運行本数が少ない(1時間に1本)
一番困る点はこれかも。近鉄に比べて座席も特別感がなく、かつ本数も少ないので、快速みえの時間を先にチェックしてから動くことになります。
・1人-2人用はお得さが少ない。
それでもタクシーを現地で使用するつもりなら、お得です。
・タクシー会社によっては利用できないことも。
その地域を走っているタクシー会社はほとんど該当しているようですが、稀に使えない(個人タクシー?)時がありました。
該当地域・利用可能タクシー会社はこちら。
・伊勢路フリーきっぷに含まれる快速みえの座席は自由席券。
確実に座りたいなら指定席券も別途用意が必要
(通常期:520円、閑散期:320円)
●伊勢路フリーきっぷの買える場所・買い方
【発売期間】
通年
※ご利用開始日の1か月前から当日まで発売します。
【有効期間】
3日間
【発売箇所】
このきっぷの出発駅及び周辺の<JRの主な駅及び主な旅行会社の支店・営業所>
前述しましたように、『快速みえ』は1時間に1本。
名古屋駅について、乗り換え時間があまりないと、事前にチケットを用意しておきたいと思われるかと。
では、名古屋駅から離れた地域でも『伊勢路フリーきっぷ』は買えるのか。
結論からお伝えすると、少なくとも東京近郊の関東圏では、JR東海ツアーズも含め、事前に購入できるところはありませんでした。
(JR東海ツアーズの関東支店や、地元の旅行代理店数社に問合せ確認済)
実質、遠方からの旅行者は旅行当日、名古屋駅で新幹線を降りたら、改札をいったん外に出、みどりの窓口もしくはJR東海・名古屋駅支店で購入することになります。
その際の注意点としては、JR名古屋駅で新幹線をおりたら、1枚の伊勢路フリーきっぷを使うメンバー全員ともに改札を出、みどりの窓口なり、JR東海ツアーズなりで、伊勢路フリーきっぷ購入後、きっぷ利用者全員で、快速みえにのるため、再度改札を通って、改札内に入る必要があります。
ひとりが買いに行って、残りは改札内で待機…ということはできません。
●新幹線・名古屋駅での乗り継ぎ時間で伊勢路フリーきっぷの購入できるか
結論からお伝えすると、22分の乗り継ぎ時間で『伊勢路フリーきっぷ』購入し、新幹線降車後の一番早い「快速みえ」に乗れました!
新幹線がついたら、すぐに旅の同行者全員で改札を出て、みどりの窓口に直行。
↓
行きは指定席をとるつもりだったので、事前に調べておいたすぐの快速みえの時刻と指定席券の確保。
↓
旅の同行者みんなで、快速みえに乗るため、買ったばかりの『伊勢路フリーきっぷ』で、再度改札内へ。
窓口が空いていて、チケット購入に手間取らなかったことが一番スムーズに行った理由ですが、トイレ行ったりもこの乗り継ぎ時間でしているので、繁忙期でなければ、20分ぐらいでなんとか、チケット購入&快速みえへの乗り換えが可能ではないかと思います。
※ちなみに今回の乗り継ぎは、平日の午前11時台
実は、改札を一旦出ないと『伊勢路フリーきっぷ』を買えないということが、事前にどうもはっきりしなくて…。ネット上にもあまり情報がなかったんです。
流れがわかっていると、かなりスムーズに行くと思うので、ぜひこの記事、チェックしてくださいね!(笑)
!注意!
あまり余裕がないのは確かなので、確実に大丈夫!といったものではないことをご了承ください~~(汗)
●さいごに:ひとり旅なら他にもお得なきっぷアリ
あまり『伊勢路フリーきっぷ』の情報がなく、困ってしまったので、今回の記事を書きました。
家族旅行で、かつ、ゆったりのんびり回れることを今回の旅では重視したので、タクシー券のつくJR東海さんの『伊勢路フリーきっぷ』を利用しましたが、旅を終えた今、その選択肢は正解だったと思います。
一方で、もし1人で行くなら、もっと細かく別宮や、カフェ巡りなどもしたいので、三重交通バスの1日or2日乗車券か、近鉄さんが販売している『伊勢神宮参拝きっぷ』を利用していたでしょう。
伊勢だけでなく鳥羽・志摩の方も回るのであれば、やはり近鉄さんが出している『まわりゃんせ』という主だった観光施設の入場料までコミコミのチケットも選択肢に入ります。
旅行のメンバーは誰なのか、どんな旅をしたいのかのイメージを固めておくと、どのチケットがお得かがわかりやすいですよ。
この記事が、伊勢参り前のMIKOのような迷える旅人さんの助けになりますように!(笑)