先日3月8日にnanacoカードを作ってきました。
その時の記事にも書きましたが、nanacoは事前にチャージしておくタイプのプリペイド型電子マネーです。nanacoを利用するには、nanacoカードが必要となりますが、通常作成に300円かかります。
しかし「8」の付く日にイトーヨーカドーのカウンターで作成+その場で現金にて1000円以上チャージすれば、作成手数料はタダになります。
では、なぜnanacoカードを作ったかというと、住民税や通信制大学の学費などの「コンビニ支払い(バーコード有り)」=実質現金支払いのみのものたちも、できるだけカード払いにしたかったから。
どうせ支払わなくてはいけない税金や学費です。
クレジットカードで支払うことによって、すこしでもマイルやポイントを増やしたいと思うのが人情ってモンです(笑)
そんなわけで、以下に、本来ポイントやマイルがつかないはずのコンビニ後払い用紙をいかにしてクレジットカードで支払うか、手順をまとめました。
●nanacoカードでコンビニ後払いをクレジットカード支払いにする手順
まず支払いたいコンビニのあと払い用紙が
・「セブンイレブン」で支払い可能
・バーコード記載がある
ということが大前提です。
上記の条件に当てはまらない払込用紙は、nanacoを利用して、マイルやポイントをつけることはできません。
今どき、ほとんどのあと払い用紙が上の条件を満たしていると思いますけれど、念のため。
●01:nanacoカードを作る
できればイトーヨーカドーで「8」の付く日に作りましょう。
繰り返しますが、nanacoカードは通常作成に300円かかりますが、「8」の付く日にイトーヨーカドーのカウンターで作成+その場で現金にて1000円以上チャージすれば、作成手数料はタダです。
サービスカウンターのその場所で申込書を書いてもよいのですが、事前に下記のサイトからWEB申込みをしておくと、カウンターでスムーズにカードが作ってもらえますよ。
画像引用:nanaco公式-nanacoとは-nanacoカード
■nanaco公式サイト-Web申し込み
https://www.nanaco-net.jp/about/nanacocard/nyukai_web.html
WEB申込みが完了すると、メールが送られてきますので、スマホならメールをサービスカウンターのスタッフさんに見せるか、パソコンからだったらメールをプリントアウトしたものをみせます。
●02:なぜnanaco支払いでポイントがつくのか
nanacoへのチャージはクレジットカードが使えます。
そしてnanaco支払い・セブンイレブンのみ、という条件はありますけれど、それらを満たせば、コンビニ後払い用紙(バーコード付)をnanacoカードで支払うことができます。
コンビニ用後払い用紙をnanacoで支払うと、通常nanaco支払いのときに付く、nanacoポイントは付きません。
ですが、nanacoにチャージする時に使ったクレジットカードの利用ポイントは付きます。そのため、チャージするための登録クレジットカードをマイルやポイントの還元率の高いカードにしておけば、間接的にnanacoで支払った分はポイントやマイルとして還元されます。
この方法を使えば、本来実質現金支払いなのでまったくポイントやマイルがつかなかった支払いにも、あなたのお目当てのポイントやマイルをためるのに役立ってくれるわけです。
ただし、クレジットカードなら種類や発行会社、ブランド問わず、なんでもが登録できるわけではありません。
実際わたしのマイル(ポイント)目当てだったアメリカン・エキスプレスのスカイ・トラベラー・カード…というより、アメックスそのものが登録できませんでした。
あなたのお目当てのカードが使用できるかどうか、下記のURLで確認してみてください。
■nanaco公式-ご登録いただけるクレジットカード
https://www.nanaco-net.jp/charge/credit/
なお、お目当てのクレジットカードがめでたく上記URLのリストに記載されていても、油断してはいけません。
クレジットカードの事前登録を行うには、本人認証サービスに登録済みのクレジットカードが必要です。
引用元:nanaco公式-クレジットチャージ
クレジットカードの本人認証サービスの登録状況や新たに登録する方法は、各クレジットカードによって異なるので、ご自身のカードの会員サイトやカード裏面に記載のある問い合わせ先に確認してみてください。
●03:nanaco登録時の注意点
まだあるのか注意点ってな感じですが、重要な注意点として、nanacoカードを作ったからといって、すぐクレジットカードを登録・チャージすることはできません!
カードの場合は入会から10日後、モバイルの場合は入会・機種変更から4日後にクレジットチャージ申込み等を行っていただくようお願いいたします。
引用元:nanaco会員メニュー
そのため、支払い予定日からできれば二週間は余裕を持って、事前に準備しておきたいところです。
なお自分がiPhoneユーザーなので、カードタイプで手順をまとめていますが(汗)、Androidユーザーなら、nanacoモバイルが使えるのでもう少し早く手続き可能です。
また、カードでは発行手数料がかかりましたが、nanacoモバイルは度のタイミングでも手数料なし・場合によってはキャンペーンポイントがつくのでお得ですよ。
■nanacoモバイル
https://www.nanaco-net.jp/about/nanacomobile/
なお2018年3月現在、iPhoneユーザーは最新のXや8であっても、nanacoモバイル対応していません…。うらやましい…。
そして10日後、無事お客様情報が登録されたとしても、クレジットカードからチャージできるようにするには、もうひと罠あります(汗)
1週間~10日後、nanaco会員メニューに再度ログインし、クレジットカードを登録。
■nanaco会員メニュー
https://www.nanaco-net.jp/pc/emServlet
お目当てのクレジットカードは登録できましたか?
では早速チャージを! …といいたいところですが、カード登録後、更に1日(24時間)、時間を置く必要があります。 なんでこんな仕様にしたセブングループさん…
お目当てのクレジットカードを登録後、無事24時間寝かせ終わったら、ようやくnanacoカードにクレジットカードからチャージできるようになります。
これでコンビニの後払い用紙を間接的にクレジットカードで支払って、ポイントやマイルを貯められるようになりました!
●さいごに
ぶっちゃけ初回クレジットカード登録→チャージまで、かなり準備に時間がかかる&面倒です。 ですが、税金や学費って結構な額ですし、通常のお買い物のように自分の意志である程度節約や我慢、支払いタイミングをコントロールもできず、必ず期日までに払わなくてはいけない出費です。
たとえば、税金の支払額が5万円だったら、1%還元であっても、クレジットカードに500ポイント付きます。
2018年3月現在、nanacoチャージでクレジットカードポイントがつくのは「リクルートカード」「セブンカード・プラス(還元率0.5%)」「Yahooカード(還元率0.5%)」「リーダーズカード(還元率0.34%)」のみです。※「ANA JCBプリペイドカード」を利用した裏技有り
クレジットカードのポイント交換制度のルートにもよりますが、一般的に「マイルがためやすい」といわれているカードであれば、500ポイント=500マイルになることが多いでしょう。※効率よくマイルに変えるためのテクニック有り
一般的にマイルの価値は、エコノミー席の販売価格で換算した場合、1マイル=1.5-2円以上と言われています。プレミアムエコノミーやビジネスといった、もっといい席だと更にその価値は上がります。
本来ならまったく何もつかないコンビニの後払い用紙の支払いに、マイル換算の価値として、最低でも375~500円のキャッシュバックがつくとしたら?
(0.5%還元のクレジットカードをチャージに利用した場合)
最初だけ、手続きや登録までに時間や手間がかかってしまいますけれど、少し頑張る価値はあると思いません?
またマイルをためていない人も、登録するクレジットカードによって、Tポイントのような日常の買い物のなかで使いやすいポイントでの還元もできます。
最初の準備だけがんばって、ぜひコンビニ支払いでも、お得にマイルやポイントをGETしましょう!
ちなみに… JALマイルをためている人なら、イオン系のWAONも同様かもしくはそれ以上のメリットがあることもわかってきました。
こちらも近日中にまとめたいと思いますのでお楽しみに*^-^*