!注意!
神戸市立博物館は平成30年(2018)2月5日~平成31年(2019)11月1日のあいだ、リニューアルのため休館します。
この記事はリニューアル前の2017年9月訪問時のものです。
リニューアル後の情報は公式ホームページをご確認ください。
個人的にはリニューアル後もぜひ行ってみたいと考えています。
神戸牛食べてないし(しつこいw)、ここの博物館所蔵の南蛮美術品である「四都図世界図屏風」「泰西王侯騎馬図屏風」も見てないですし。
さて前編では、主に常設展と特設展の概要(と感想)をお話しましたが、今回は展示以外の楽しみ方や知っておくとちょっと助かる情報をご紹介します。
Contents
●旅行者必須!コインロッカーはぜひ利用しましょう!
どこの博物館にも今はたいていコインロッカーが設置されていますが、ここ、神戸市立博物館にも結構あちこちにあったので使えないということはないかと思います。
ただし、機内持ち込みサイズのスーツケースであっても、それが入るほどの大きさのロッカーではないので、そこは注意してください。
また、利用時は100円硬貨が1枚必要なので、財布の中の100円玉を全部使い果たさないように注意しましょう。利用後に100円玉は戻ってきますので、実質無料です。
今回の旅行でわたしが宿泊したホテルでは、チェックイン前・チェックイン後でも荷物を預かってくれるところだったのですが、神戸到着後、ホテルによらずにコチラに来たので、大きな荷物を即ロッカーに預けられて助かりました!
●特設展がなくても… 図書館で過去の特設展資料が見れます♪
気づけば意外とリピートしている国立新美術館に行った時も「美術館・博物館の図書室・ライブラリーは楽しい!」と実感したものでしたが、神戸市立博物館にも図書室があります。
館内のみの閲覧で貸出はされていませんが、神戸の歴史や南蛮・紅毛美術に関する分野などに強い蔵書になっています。
正直、他の観光がなければガッツリここで時間を費やしたかったのですが、今回は泣く泣くパス。お近くの方、せかせかした観光ではなく、一箇所じっくり型の方はぜひ。
●観賞の中休み・次の目的への小休憩に 休憩室
常設展だけでもじっくり見て回るとかなりの量ですが、今回は特別展示が2箇所あったので、しっかり見て回るとかなり疲れます。
さすがに展示があるので館内は基本飲食禁止ですが、1階に休憩室があります。
こちらの休憩室であれば飲み物ならいただいてOKなので、ゆっくり座って中休みできますよ。また座るだけなら、休憩室にかぎらず、展示場所にもちょいちょいあります。
●余韻にひたろう&腹ごしらえは『ティーラウンジ・エトワール』で♪
博物館や美術館にいくとたいてい喫茶室があります。最近ではレストランにものすごく力入れている美術館もあったりします。神戸市立博物館はレストランや食堂はないのですが、こちらの喫茶室でちょっとした腹ごしらえができますよ!
いい意味で昭和レトロな喫茶室。まさに「カフェ」ではなく「ティーラウンジ」です。
シフォンケーキをはじめとするケーキセットがとても美味しそうだったのですが、朝ごはんが意外と腹にたまっていたので、生姜糖付のホットハニーレモンをいただきました。
見学の途中でさすがに歩き疲れて休憩のために入ったのですが、ホットレモンに癒やされました~!
またしょうが糖が美味しい。朝からみっちり知識詰め込もうと頑張っているわたしの脳みそに優しく糖分補給してくれます(笑)
ティーラウンジといいつつ、ちょっと変わったビールもあったりします。
またレジ付近にはちょっとしたお土産も売っていました。
見学中の休憩には本当にうってつけの場所なのですが、博物館のリニューアル(2018年2月~)にあわせてこちらも閉まってしまうそうで、店内に飾ってあるアンティークを譲ってくださる旨がメニューに書かれていました。
いつから閉店してしまうのか、譲っていただける詳細については行かれる前にご確認お願いいたします。願・復活!
食べログ ティーラウンジ・エトワール
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28028680/
●子どもさんの自由研究にもおすすめ こんなワークショップも!
また1階の常設展の一角には、小学校低学年のお子さんにもわかりやすく、興味を持ってもらえるような展示がありました。
この木のキューブは神戸に関係のある人物(というか神戸市立博物館の展示に関係ある…かな?)をそれぞれの面で描かれているそうです。
わたしはザビエルさんの絵のパーツを探したのですが、結局見つけられませんでした…。
結構コレむずかしくないスか…。
こんなワークショップもやっていたそうです。
この砲台というか台場ツアーはわたしも参加したかった、オバサンうらやましいぞ(笑)
●さいごに
神戸市立博物館は、かなり居座りました(笑)
特設展が気になる内容だったら訪問必須ですが、常設展だけでも幕末・近代史・南蛮美術らへんのキーワードにピンとくる方は楽しめると思いますよ!
リニューアル工事のための閉館まであとわずかですが、リニューアル後の館内図や計画を見ると、図書室とミュージアムショップと喫茶室が一体化したり、いままで常設展示の難しかった南蛮美術や古地図の展示が常設になるようなので、リニューアルしたらぜひまた行ってみたいですね。
ただリニューアル前の訪問でも十分楽しかったので、2018年2月の休館期間前に神戸に行かれる方は、ぜひ覗いてみてください!
神戸市立博物館
基本の開館日時:午前10:00~午後5:00(入館は午後4:30まで)
※月曜日は休館
※例外もあるので下記公式サイトにて要確認。
http://www.city.kobe.lg.jp/museum/
https://www.facebook.com/kobemuseum/