この記事の最終更新日は 2018年2月21日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

 

 

 

先日、手持ちのくねくね三脚(メーカ不明)と格安三脚+Velbon(ベルボン)雲台を使いやすくするため、Velbon(ベルボン)のクイックシュープレートとクイックシューのセットQRA-4を購入しました。

※クイックシューの説明は後述。簡単にいうと、カメラと三脚の着脱を簡単・スピーディにしてくれる道具。

 

 

 

 

その時、既に持っているビデオ用の自由雲台FHD-43Mとクイックシューの互換性が気になり調べたのですが、結局わからずじまい。

お互いのクイックシューが使えるか心配したのですが、結論からいうと使えました。

 

今回は

 

・購入したクイックシュープレートQRA-4の使い心地について

・クイックシュー付雲台やシュープレートの購入を検討している方の選ぶポイント

 

そして「めっちゃ良いですよ!クイックシュー考えた人天才か!」と、私が衝撃を受けた件についてまとめました(笑)

 

 

 

 

 

●カメラの三脚・一脚撮影時に便利なクイックシューとは

 

そもそもクイックシューって何かってはなしですよね。

 

カメラを三脚や一脚につける時は、普通、カメラの底面にネジ穴がありまして、それを三脚のネジ部分に回して取り付けます。

 

 

※カメラの底部分のパーツが「クイックシュー」

 

 

ですが、カメラと三脚の取り付けをクイックシュー&対応プレートを介しておこなうと、ネジにぐるぐるはめる手間なく、レバー等のワンタッチ操作で、三脚とカメラの着脱ができのです。

 

 

 

レバーをひくとロックがはずれるので…

 

 

レバーの反対側にちょっとカメラをひいて

 

 

レバー側にカメラを押すと、スッと外れます。

 

 

イメージとしてはこんな感じ。

撮影協力者がいなかったので片手で着け外しをしていますが、実際はカメラを万一落としたりしないように、もう片方の手でカメラを持ちながら、着け外しをしてください。

 

カメラ落としたら泣くに泣けません…。

 

 

※後日追記※

写真+文章だとイマイチわかりにくかったので、手順動画ご用意しました!

↓ ↓ ↓

【手順動画あり】Velbon(ベルボン)のクイックシューの着脱方法 ~ビデオ用雲台FHD-43M・シュープレートQRA-4【備忘録】

 

 

このようにカメラのワンタッチ着脱ができるので、クイックシュー付きの雲台や三脚があると、「三脚を使ったり、手持ち撮影に戻ったり…」の動作がとてもスムーズにおこなえます。

 

 

これ、大変地味なんですが、撮影時の煩雑さがめちゃくちゃ軽減されるので、一眼レフやミラーレス持ってるようなガチカメラユーザーさんなら言わずもがな、

コンデジユーザーで「たまにしか三脚使わないよ~」なんて人にもおすすめしちゃうレベル。

 

クイックシューついた三脚(できれば軽量)持ってると、「夜景とかちょっと撮りに行ってみちゃおうかな」って気になりますからマジで(笑)

 

 

またクイックシューはカメラメーカーはたいてい買い増しができるので、複数カメラを持っている場合は、各カメラにつけておき、手持ちの三脚や一脚に、対応する雲台やシュープレートをつけておくのもとても便利。

 

三脚を使ったほうがいいことはわかっていても、付け外しが面倒くさくて段々使わなくなったりしません?

 

三脚ごと買い換えるのはもったいなくても、雲台部分・シュープレート部分を取り替えれば、「そろそろ処分しちゃおうかなぁ」なんて考えてた三脚が、活躍してくれるようになりますよ!

 

 

 

●どうせ買うなら三脚で有名なメーカー製(Velbon・ベルボン、SLIK・スリック等)!

 

その際の選ぶポイントとしては、三脚で有名なメーカーさんの物を購入すべし!

代表的なカメラ三脚の有名どころだと、Velbon・ベルボン、SLIK・スリックの2社でしょうか。

 

同じメーカーのもので統一しておくと、他パーツや別シリーズの三脚との互換性が高く、クイックシュー部分の買いましもできるので、ツブシがききます。

 

無名メーカーのものだと、買ったその時はいいのですが、数年後に「クイックシューだけほしいなぁ」となった時、製品そのものがもう販売していなかった、なんてことがザラにありますから…(経験談)

 

同じメーカーのものであっても、型番によって、互換性がないものもあるので、購入時はメーカーサイトのカタログや説明書を確認してください。

 

また、わたしは使用カメラがコンデジ(Canon G9X Mark2・G1X Mark2)なので、耐荷重はそこまで気にせず選んだのですが、一眼レフユーザーでカメラ自体が重い場合は、耐荷重のカタログスペックもチェックしましょう。

 

 

 

●本題:ビデオ用雲台FHD-43Mとカメラ用シュープレートQRA-4

 

で、まあ本題の元々持っていたビデオ用と書いてあるFHD-43M雲台と、今回購入したシュープレートQRA-4の、お互いのクイックシュー。

 

これ、サイズだけならおそらく互換性ありそうなのに、商品説明書調べても、自分が見た限りでは互換性の記述がなかったのですが、実際お互いのクイックシューで付け外ししてみたら、ちゃんと使えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれのクイックシューでお互いカメラをセットしてみましたが、ガタツキもなく、きちんと使えましたよ!

 

おかげでそれぞれの雲台・シュープレート用に、クイックシューを買いまししなくてすみました。ふーやれやれ。

 

 

 

●さいごに

 

最近のカメラは動画機能も優秀です。

自由雲台があると、動画撮影時の縦横の動き(パン・チルト)がカクつかずにスムーズにいくので、自由雲台を持っている人も結構いるのでは?

 

特にそのなかでも、VelbonのFHD-43Mは手頃な価格なので人気のある商品で持っている人も多そうなのに、クイックシューの互換性についての情報がイマイチなかったので、今回まとめてみました。

 

わたしの用途(カメラ重量550g+αのG1X Mark2使用含む)では、ガタついたりの問題なく使用できていますが、メーカー公式の回答ではないので、その点、自己責任でお願いします(汗)

 

結果として、手持ちの三脚2つがストレスなく使いやすくなったので、大満足です。

 

 

 

↑こちらは三脚もセットになったもの。

カメラで動画もとるならこのヌルヌルな雲台の動きはクセになります(笑)