【大幅加筆修正】梅雨こそおすすめ! 国立新美術館をお得に楽しむ5つのポイント 【前編】

この記事の最終更新日は 2017年9月12日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

 

※2017年6月19日に大幅加筆修正しました※

 

先日、ついに関東甲信越地方も梅雨入り宣言していましたね。
湿気でじとじと、気圧で頭もからだも重く、普段はアクティブな方も、お出かけが億劫になる季節。

でもそんな雨がちな季節だからこそ、腰が重くなりがちの方にもオススメなお出かけ先が、東京・六本木にある国立新美術館です。

 

「え~。こないだミュシャ展、終わったばっかじゃん!」

 

ええ、MIKOもそう思っておりましたが……

人気展が終わったからと言って、そう捨てたものではありません。

国立新美術館は特設展のみにあらず。たとえお目当ての展示がなくても、いやお目当てがないからこそ、お得に美術館を堪能することはできるんです。

 

せっかくのお休みに雨が降っていても、しょんぼりされることなかれ。
意外と知られているようで知られていない、雨でも満喫OKな国立新美術館を楽しむ裏技・ポイント、ご紹介致します。

 

 

■国立新美術館は六本木ルートではなく駅直結ルートがおすすめ

Point 1

 

上野の東京国立博物館でもなく、国立西洋美術館でもなく、国立科学博物館でもない、六本木の国立新美術館が雨天時におすすめなのは、なにしろ駅から美術館まで外を歩かずに済むから。
案外、新美術館の最寄り駅が六本木と思われている方も多いのですが、実際のガチな最寄り駅は東京メトロ千代田線の乃木坂駅6番出口。
東京メトロの改札を出たら、案内がちょこちょこあるので、迷うことはないかと。

 

 

 

 

 

 

 

雨がふっていなければ、特徴的な外観をみたり、周辺の散歩をかねて六本木駅から歩いても5分程度なものなんですが、いやホラ梅雨だし湿度高いし外暑いやん…。

 

また美術館内にもコインロッカーがあるのですが、乃木坂駅の美術館への直結6番出口の手前にもロッカーがあります。
乃木坂の6番出口前のロッカーでは、泊りがけの観光客さんなんかが、大きな手荷物を早々にロッカーに入れ、美術館内散策に備えてました。

人気展で訪問客が多いときは、美術館内で手荷物預けたりする時間は想像以上にロスなので、先に駅ロッカーに預けてしまうのも手。

よっぽどの大物展でなければ、国立新美術館は随所にロッカーが設置してあるので、ココで無理に預ける必要はないんですけどね。

 

 

 

 

この直結の6番出口自体は9時半から利用できるとなっていますが、美術館自体への入館は開館時間となります。
実際は美術館開館10時のところ、通常だと午前9時45分頃、人気展があるときは、9時半前くらいから様子を見つつ、スタッフさんが入館誘導してくれるようです。
展示目当てでなければ気にされなくてかまいませんが、人気展開催時の朝イチ入場ねらいなら、朝9時半前には乃木坂駅6番出口前に着いておくことをおすすめします。

 

 

 

 

 

乃木坂駅~美術館間の通路もちょっとおしゃれな感じなので、アート気分の盛り上げに一役買ってくれます。

 

そして雨の時期はひとつ忘れてはいけない注意点が!

 

 

傘を預けてから館内に入るのをお忘れなく…!

 

 

■この建築、一見の価値あり! 平成にふさわしい新時代の美術館

Point 2

 

 

 

 

つい先日の2017年6月5日に終わったミュシャ展。
ミュシャの晩年の大作であるスラブ叙事詩がはじめてチェコ国外に出たことで話題になった期間限定の展示だったわけですが、国立新美術館はこのミュシャ展のような限られた期間のみ展示する特設展のみで、常設展を持たない、めずらしいスタイルの美術館です。

 

 

 

 

そして初めて行った方が目を奪われるのが、特徴的なこの内装!
また空中庭園が浮かんでいるような近未来的な外観は、構造的にもデザイン的にも建築物フェチには結構たまらんと思われ。

実はMIKO、国立新美術館訪問はミュシャ展で3度め。

はじめての訪問は2012年の秋冬に開催されたリヒテンシュタイン展。
初見時は「なにこの未来の建物!たまらん!!」と変なテンションになったことを覚えています(笑)

 

この空中庭園の部分はそれぞれレストランやカフェになっていて、通常メニューの他に、その時の目玉の特設展とコラボした特別メニューもあったりするので、特設展目当てに来た方はレストランのサイトも要チェックです!

 

■国立新美術館 レストランTOP
http://www.nact.jp/information/restaurant/

 

ちなみにレストランのある空中庭園の階層の高さに応じて、メニューのお値段もお高くなっているという世知辛仕様。
とはいえ、ランチであればかなりオトクなお値打ちメニューもあるので、お味はもちろんなんですが、SFちっくな場所なのにおしゃれレストランというギャップもおもしろいので、ぜひ一度は行ってみていただきたい!

 

なおこの記事の後編にあたる、

梅雨こそおすすめ! 国立新美術館をお得に楽しむ5つのポイント 【後編】

にて、一人でも過ごしやすいカフェ情報追記アリます^^

 

 

 

外観も不思議建築で一見の価値アリ。

 

 

 

■雑貨・文房具好き女子男子来たれ! おしゃれミュージアムショップ

Point 3

 

 

※中は写真禁止なんですぞ。

 

 

最近の博物館・美術館のミュージアムショップ、レベル高いところ多いです。
金沢の21世紀美術館のショップもめっちゃオシャレでした。

そしてココ、国立新美術館のミュージアムショップ。

 

ここね、雑貨好きさん、文房具好きさん、マジたまらんです。

海外からいらしている観光客の方も完全に視野に入れてますわこのラインナップ。
展示関連のグッズもあれば、日本の昔からある民芸品をオシャレにアレンジしていたり、和を感じつつもモダンな小物があれこれ。
かと思えば海外のアーティストさんの作品があったり、美術関連の本もあったり。

 

上の写真でいうと写っていない左側にまだまだショップスペースがありまして、トータルだと結構な広さ。見ごたえ十分で、ちょっと小洒落た東京みやげを探すのにもこれまた良し。

 

また期間限定でテーマに沿った展示(2017年6月ミュシャ展開催時は「うつわ」)もおこなっています。
催事については、下のショップさんの公式サイトで告知してくれてます。

展示販売の有無も書いてあるので興味のある方はぜひ。

 

■国立新美術館ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」
https://www.souvenirfromtokyo.jp/

 

国立新美術館1F・ B1
10:00-18:00(金曜日のみ20:00まで)
毎週火曜日定休(祝日又は休日に当たる場合は開館し、翌日休館)

 

 

 

 

 

地下一階のショップが特に広くて見応えたっぷりですが、実は1階にもショップがあります。
こちらは絵本の中に出てくるような、森の中のキヨスク的なかわいい外観。

大人女子の手土産によさそうな、国立新美術館限定の絵柄がはいったちょっと高級なおせんべいなどが売っています(※記事最後に写真アリ)

 

ちなみにこの写真撮ったのは、ミュシャ展の開催最終週だったのでした。

平日だったのに建物の外にまで、めっちゃ人並んでます…おそるべしミュシャ。

 

 

後編へつづく!

【大幅加筆修正】梅雨こそおすすめ!

国立新美術館をお得に楽しむ5つのポイント 【後編】

 

 

■Point1~3までのまとめ

 

国立新美術館は、2007年の開館から今年でちょうど10周年。
貴重な展示会がたびたび開催されてきたので、今まで行かれたことある方もけっこういらっしゃると思います。
しかし案外、お目当ての展示会場とレストラン・カフェぐらいしか、館内を見ないで終える来場者が自分も含め多いのでは。

 

今回ご案内したところ・次の記事でご案内するところは、入場料も不要で利用できるところばかり。
また出発地によっては国立新美術館までの交通費も、東京メトロの一日乗車券などを利用するとよりオトクに訪問できる場合も。

ご自宅沿線のオトクな乗車券も、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

次の雨の日の休日は、できればひとりでのんびりと、ときにはふたりでにぎやかに、アートの世界に没頭しちゃいましょう (b゚v`*)

 

 

 

(おまけ)

 

薄めのほんのり甘いおせんべいかと思いきや、食べごたえあって美味しかったです。

 

 

⇓ひとり新美術館を楽しめるポイント、まだまだあります!⇓

【大幅加筆修正】梅雨こそおすすめ!

 国立新美術館をお得に楽しむ5つのポイント 【後編】