【大幅加筆修正】梅雨こそおすすめ! 国立新美術館をお得に楽しむ5つのポイント 【後編】

この記事の最終更新日は 2017年9月12日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

 

※2017年6月19日に大幅加筆修正しました※

 

先日2017年6月15日に国立新美術館に追加調査というタテマエで、再度遊びに行ってまいりました(笑)

追加調査事項は次の2項目。

 

■ポイント4 歩き疲れても大丈夫! おしゃれスペースでゆったり休憩
■ポイント5 1日中でもお籠もり可能 アートな図書館でのんびり読書

 

初回記事公開時にも、勘違いしていたところ・調査ミスだった部分の修正はもちろんのこと、追記したいことが多すぎたため、前編・後編と記事をわけさせていただきました。

 

↓まだ前編を読んでいない方はこちら↓

 

⇓ひとりでも雨でも国立新美術館を楽しめるポイント、まだまだあります!⇓

 

 

 

■歩き疲れても大丈夫! おしゃれスペースでゆったり休憩

Point 4

 

国立新美術館は、特設展(有料)スペースに入ること無く、休憩できるスペースをあちこちに用意してくれてます。

 

 

メイン通路(?)脇のちょっとしたベンチとか。

 

 

地下1階にあるふたりで来た時おしゃべりもしやすいフリースペースも。

 

各フロアにこういったテーブルや椅子がおいてあるフリースペースがあり、持ち込み飲食も可能。場所場所によって、テーブルがなかったり、スペースがせまかったりがあるので、「お花見か!」レベルの飲食は難しいと思いますが、テイクアウトのコーヒーを飲んだり、サンドイッチつまんだり…なんかは十分可能。

 

【2017/06/19加筆修正】

後日再訪問して確認しましたところ、

 

 

飲食禁止!!!!

 

でございました…。

調査不足で誤った情報を公開してしまい申し訳ございません!

動揺のあまり、写真手ブレしてました…。

 

国立新美術館内にある全てのフリースペースをくまなく確認しきれてはいないのですが、先日再調査時にぐるぐるまわった数カ所については上記の「飲食禁止」の表示が近辺にあったので、基本「持ち込みはご遠慮ください」ということなのだと思います。

※情報ございましたら、コメント欄にいただけると他の方にも参考になるのでとてもありがたいです!

 

 

 

新美術館の敷地内、正面玄関を出てすぐの外の広場にあるベンチであれば飲食はできると思いますが、屋根がないので、雨の日・天候が悪い日は難しいかと。

 

ガチに丸1日、こちらで過ごすのであれば、地下1Fの「カフェテリア カレ」地上1Fの「カフェ コキーユ」が、ひとりでも肩肘はらずに、お値段もお手頃に飲食できるので、ランチ・おやつ休憩にはこちらをご利用ください。

 

 

 

 

■カフェテリア カレ
国立新美術館 B1F
営業時間
11:00~18:00(17:30LO)
金曜のみ 11:00~19:00(18:30LO)
火曜日定休(祝日の場合は翌日に振替)

 

 

 

■カフェテリア コキーユ
国立新美術館 1F
営業時間
10:00~18:00(17:55LO)
金曜のみ 10:00~20:00 (19:55LO)
火曜日定休(祝日の場合は翌日に振替)

 

※両カフェテリアとも最新のメニュー・情報は下記公式サイトをご確認ください^^http://www.nact.jp/information/restaurant/

 

飲み食いの話に終始してしまいましが、もとに戻ってフリースペースのおはなし。

 

前回こちらの記事を公開したときは、ちょうど2017年中でもトップクラスの混雑だったのではと思われるミュシャ展の最中だったために、本来フリースペースの場所に人が並んでいたりで、座り心地や細かいところのチェックどころではありませんでした。
今回、あらためてチェックすると、国立新美術館内はあちこちにおしゃれな椅子がいっぱいでした!
下記に一部ご紹介。

 

 

 

視界いっぱい外の景色が見えるような開放的な席もあり。
この席だったら、むしろ晴れている日より、雨の日の方が癒し度高そう。
このビルは六本木ヒルズ森タワーかな。

 

 

ふたり以上の複数人グループですごすならコチラ。
このあとの観光や予定の作戦会議中っぽい方もおられました^^

 

 

あらためて地下1階のフリースペース…

 

…の奥の椅子。

 

 

実は各フリースペースにおいてある椅子についての説明が近くにあるんですよ。
これをチェックするのもちょっとした楽しみだったり。
なおこの椅子が、いちばん社長感、ありました(笑)

 

そして梅雨を楽しむ・ひとり国立新美術館でのいちばんの推し。
それは次の場所なのです!

 

 

■1日中でもお籠もり可能 アートな図書館でのんびり読書

Point 5

 

美術関連の本や雑誌、展覧会カタログなどが読めるぷち図書館のような場所が、国立新美術館にはあります。その名もアートライブラリー。

 

実はココ、まだMIKOも未訪問。
いつも特設展みたら、わりとすぐ次の目的地へ行ってしまい、盲点でした…。
近々再訪予定なので、そのとき再レポートさせていただきます!

 

※2019年6月15日訪問しました!※

個人的にアートライブラリーは次回ぜったい行きたい新美の狙い目スポット。
本館3階・別館と二箇所ありますが、別館の方は予約が必要な場合もあったり、新美術館の本館建物とは別の建物だったりするので、

 

「戦前の美術関連の資料探しに行くぞ!」

 

など事前に気合を入れておかないと、少々敷居がお高い。

ですがわざわざ別館に行かなくとも、雨に確実に濡れずに行ける本館3階のアートライブラリーでも十分楽しめます。

 

本館3階のアートライブラリーの蔵書内容、公式サイトより引用

1946年以降に刊行された展覧会カタログ
1946年以降に刊行された近現代美術を中心とする図書・雑誌
現代美術の周辺領域の図書・雑誌
(建築・メディアアート・写真・印刷・デザイン)
美術館・博物館等のニュースレター
(各タイトルの最新号から2年分。それ以前のバックナンバーはアートライブラリー別館閲覧室でご利用いただけます。)
所蔵品目録
美術参考図書

 

 

絶対楽しい※確信

 

実際訪問して、その確信は正しかったと確認してきたわけですが(笑)

 

国立新美術館でおこなっていた企画展等の公式図録があったり、他美術館・博物館の過去展示の図録、ものによっては現在進行系でやっている他の美術館・博物館の展示に関連した書籍、もちろん美術書などの美大生さんはじめとするアート・デザイン系を勉強されている方には有用と思われる芸術系の専門書や海外の書籍・雑誌も一部。

 

かと言って一般人には敷居が高いかというとそうでもなく、「国立新美術館を遊びつくす」みたいな自分プレゼン的ガイド本が置いてあったり、「アサヒカメラ」のような一般向けの写真雑誌が置いてあったり、ちらっとみたところアニメ雑誌?らしきサブカルチャー的な雑誌もあったり、国内外問わずインテリア・ファッション雑誌もさまざまな種類を取り揃えてあって、個人的にはこれ、誇張無く本当に丸1日居たい。

 

というか博物館や美術館に多少なりとも興味がある方なら、ぜひ行ってみてください。

アートライブラリー内撮影禁止なので、わたしの拙い説明になってしまいますが、窓が大きく撮ってあって、雨でも晴れでも圧迫感がなく、ライブラリー内の環境もとってもいいんです。…正直、教えたくないレベル。

 

ここは、おひとりで来られることを、強く強く、おすすめします。
ここに限った話ではありませんが、ひとりを楽しむ大人の女性にふさわしく、マナーと品位を保ちつつ、ライブラリー利用しましょう。読書を楽しまれている方、真剣に研究か学習のためにいらしている利用者様がいらっしゃるわけなので。

 

なおアートライブラリーは館内閲覧のみ・飲食不可なのでその点も要注意。
ああ、もっと新美術館が近かったら、毎週通うんだけどなぁ…。

 

■国立新美術館 アートライブラリー
http://www.nact.jp/art-library/

アートライブラリー(本館3階)

 

開室日時
月・水・木・金・土・日曜日・祝日 11:00 – 18:00
閉架資料の閲覧請求 17:00まで
複写申請 17:15まで

 

休室日
火曜日(祝日の場合は開室)
年末年始
上記以外の美術館休館日
特別整理期間

 

 

■まとめ

 

もともと美術館・博物館は、梅雨時のおでかけ先としては候補にあがりやすい場所ですが、そのなかでも、特に国立新美術館は、お目当ての企画展や公募展が開催されてない場合でも、アートライブラリーやミュージアムショップ、建物探訪で、館内のみで丸一日アートに過ごせてしまう点で、特におすすめとあらためてお伝えしたい(笑)
そしてできればやっぱり、ひとり、雨の日の雰囲気を感じながら、この時間を楽しんでほしいですね。

 

なおショッピングやグルメもガッツリ楽しみたい場合は、同六本木エリアの森美術館…というよりも六本木ヒルズ森タワーの方が、ショッピングモールもレストランフロアもありますよ!
ただちょっと広すぎるので、雨の日まったり…というとやっぱり新美術館を個人的には推したいところ。

 

近頃は「パンダの赤ちゃん誕生オメデトウ!」な点で、上野の美術館・博物館周辺も盛り上がっていますが、ぜひ六本木! 六本木にも目を向けてあげてください(笑)

…といいつつ、近いうちに上野レトロ街歩きしたいと企てていたりしますので、そちらもお楽しみに^^

 

 

■国立新美術館
http://www.nact.jp/

 

休館日:毎週火曜日(祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館)
※開館時間は施設・企画展・公募展によって異なる為、公式サイトでご確認ください。