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この記事の最終更新日は 2017年12月4日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
先日、ロワ・ジャパンさんのタイマーレリーズのテストをかねて小石川植物園に行ってきました。
その時の試作タイムラプス動画がこちらの記事の作例です。
実はいざ撮影する時に、タイマーレリーズの設定の仕方に四苦八苦してしまいました。
今後の自分の覚え書きとしても使えるよう、以下にレビューも兼ねた設定方法・手順をまとめました。※細かい設定方法などは説明書も参照してくださいね。
●最初に
タイマー機能を使うには単4電池2本を入れる必要があります。
電池を入れると電源が自動的にONになり、液晶画面が表示されます。
電源OFFはできず、電池が入っている間はずっとONのままです。
画面表示だけなら電池の減りは微々たるもののようなので、わたしは電池を入れっぱなしにしていますが、どうしても気になる方はON・OFFがわりに電池の抜き差しをすることになります。
なお電池が入っていないor電池がきれた場合も、タイマー機能等は使えませんが、レリーズのシャッターボタンは使えます。これ、地味に便利。
●基本の操作方法
(1)基本画面。
数値は前回設定したものが表示されています。
この画像は電池を入れてすぐの一番最初の初期画面。
(2)設定および変更するには、まず「SET」ボタンを押します。
(3) すると、液晶画面の上部に「―」があらわれます。
「―」の上の部分の文字(この画面ならDELAY)が、設定できる項目(数字)です。
変更できる場所の数字部分が点滅するので、数字の変更は上下ボタンで、
変更したい場所を移動するなら「左右ボタン」で設定を変更したい箇所を移動させます。
では左側から順に設定してみましょう。
●タイマーレリーズの設定
(3)-1:「DELAY」
「DELAY」はタイマー機能をスタートさせてから、最初の1枚目のシャッターを切るまでの時間を設定する項目です。
たとえば、撮影スタートして「5秒後に1枚目の写真のシャッターをきりたい」のであれば「00:00′ 05″」と設定します。
「―」が「DELAY」になっている状態で、左右ボタンで「時間」「分」「秒」の変更したい場所に移動させ、数値を変更させる場合は上下ボタンで入力します。
「00:00′ 05″」としたいなら、
「―」が「DELAY」にある状態
→右ボタンを2回おして「秒」部分を点滅させる
→上ボタンで秒部分を「05」にする
…という手順になります。
(3)-2:「LONG」
「LONG」はシャッタースピードを設定できる項目です。
ここをいじりたい場合は、カメラ側のシャッタースピードの設定を「バルブ撮影」とやらにしなくてはいけません。しかしながら、わたしの愛機である”Canon G1X Mark2″は「バルブ」機能がないので、あくまでわたしの場合ですが、とりあえず「00:00′ 00″」にしています。
操作方法としては、(3)-1の「DELAY」の「秒」設定後、右ボタンを1回押すと「―」が「LONG」に移動。更に右ボタンで移動させて、次の「INTVL」の設定に移ります。
※「INTVL」の変更画面になるまで右ボタンで点滅箇所を移動させます。
(3)-3:「INTVL」
「INTVL」はシャッターをきった後、次のシャッターを押す時間を設定できる項目です。
タイムラプス動画を作るために必要な、一定間隔で取り続けた静止画(写真)データをとるために次の「N(撮影枚数)」の項目と併せて、もっとも大切な設定で、この「INTVL」「N」の機能ために、このレリーズを購入したようなものです。
たとえば「1分毎にシャッターをきりたい(1分毎に写真をとりたい)」場合は、「INTVL」を「00:01′ 00″」に設定します。
(3)-4:「N」
「N」は撮影枚数を設定できます。
[ ]内の数字を上下ボタンで変更できます。
例:100枚撮り続けたいなら、[100]に設定・電源が続く限り、連続して撮り続けたいなら「–」と設定
わたしは残り枚数の検討がつかなくなるので、ひとまず100枚なら100枚、350枚なら350枚、のように枚数設定しています。枚数の上限は「399」枚です。
(3)-5:「♪」
「♪」はシャッターをきる時、電子音が流れるようにするかしないか、の設定です。
これも上下ボタンで切り替えられます。
上記の(3)-1から(3)-5まで設定ができたら「SET」を押します。
これでタイマーレリーズ側の設定は完了です。
●カメラ側(Canon G1X Mark2)の設定
撮影の設定(プログラムモードで撮影するのか、マニュアルで撮影するのか、絞り・露出・シャッタースピード等+構図)を行います。
これはカメラ側で設定しておきます。三脚を使う場合は、三脚にもセットしておいてください。
カメラ側の撮影設定・準備ができたら、レリーズを接続する端子につなぎます。
“G1X Mark2″なら右手側です。
●撮影スタートと途中で撮影を中断(ストップ)する方法
レリーズをカメラにつなげて、レリーズリモコンの「TIMER START/STOP」のボタンを押せば、撮影が始まります。
設定した枚数まで電池がもつ限り、自動で撮影し続けてくれます。
途中で中断する場合は、もう一度「TIMER START/STOP」を押すとストップします。
●おわりに
カメラに詳しい人なら、あまり戸惑わずに間隔だけで使えそうなほどシンプルで必要機能のみを備えた、良いレリーズ(リモコン)だと思います。
が、ワタクシ「一眼レフやミラーレスなんてとんでもない!あばばばば!!」なレベルの初心者なので、説明書を見ながらでも設定に苦戦するというありさまでした…。
今回、その切ない経験を元に(笑)、できるかぎりわかりやすく、まとめてみました。
カメラは精密機械なので、理想を言えば、社外品ではなくメーカー純正品が良いとは思います。
しかし “Canon G1X Mark2″にはタイマー機能付きの純正レリーズがそもそも存在しておいません。また先日発売されたばかりの”G1X Mark3″の純正タイムレリーズのお値段をみると定価いちまんろくせんえん也…。実際はお値引きがあるのでもう少しお安く買えそうですが、いずれにしろ1万円超え。
《新品アクセサリー》 Canon(キヤノン) タイマーリモートコントローラーTC-80N3【KK9N0D18P】 |
注:G1X Mark3のみ対応。Mark2には非対応みたいです!
たま~~~にしか使わないわたしにとっては、ロワ・ジャパンさんのような、ある程度信頼性のあるところの社外品でも充分でした。実際使ってみて、タイマーレリーズの性能的には全く問題なさそうなので、肝心な写真撮影の腕をレベルアップできるように頑張ります(笑)
■今回利用したロワジャパンさんのタイマー機能付きレリーズ
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■ロワジャパンさんの互換バッテリーにもお世話になってます。
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■特にモバイルバッテリーで充電できるロワジャパンさんの互換充電器はものすごくありがたい逸品。
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次回は動画編集ソフト「PowerDirector14」を使って、今回タイマーレリーズで撮った静止画からタイムラプス動画を作る手順についてまとめる予定です。