この記事の最終更新日は 2017年12月19日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

前回、キャノンの1型コンデジ”G9X Mark2″のSCN(スペシャルシーン)撮影モードの作例を紹介しました。

 

↓前回の記事はこちら↓

【レビュー】キャノンのコンデジG9X Mark2でSCN(スペシャルシーン)撮影【作例】

 

SCN撮影モードの中でも、HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影の効果は5種類と多く、キャノンさんのメーカーサイトにも被写体の異なるサンプル画像しかないため、同じ被写体(南欧の雑貨小物)でHDR撮影効果ごとに作例を作ってみました。

撮影モードを選ぶ際の参考にしてくださいな。

 

 

●はじめに:HDRモードにする方法

 

まずはカメラを「SCN撮影モード」にします。

 

 

「SCN」モードの中から…

 

 

「HDR(ハイダイナミックレンジ)」をタップ。

 

 

画面左上の表示が「HDR」になっていたらOK。

 

 

「HDR」撮影の効果を変えるには…

 

 

カメラレンズの根本部分にあるリングを左右に動かすと、撮影効果が変更できます。

撮影効果は「ナチュラル」「絵画調標準」「グラフィック調」「油彩調」「ビンテージ調」の5種類。以下、各効果で作例をば。

 

なお今回の作例は、三脚がわりに本を重ねた上にカメラをのせて撮影。そのため、撮影距離や角度などはほぼいっしょのはずです。

 

 

 

●まずは比較用に ~プログラムAE 作例

 

!注意!クリックするとデータの大きい画像が表示されます!

 

以下のHDR効果ありの画像と比べると、画角が広く感じます。

撮影位置は同じなのですが。

 

 

 

●HDR撮影効果 ナチュラル 作例

 

!注意!クリックするとデータの大きい画像が表示されます!

 

 

 

 

●HDR撮影効果 絵画調標準 作例

 

!注意!クリックするとデータの大きい画像が表示されます!

 

 

 

 

●HDR撮影効果 グラフィック調 作例

 

!注意!クリックするとデータの大きい画像が表示されます!

 

 

 

 

●HDR撮影効果 油彩調 作例

 

!注意!クリックするとデータの大きい画像が表示されます!

 

 

 

 

●HDR撮影効果 ビンテージ調 作例

 

!注意!クリックするとデータの大きい画像が表示されます!

 

…サイヤ人みたい…(ボソッ

 

 

 

●さいごに

 

SCNモードは”G9X Mark2″独自の撮影モードではなく、キャノンのコンデジ・PowerShot G●Xシリーズ、かつ映像エンジンにDIGIC 7を搭載している機種なら、かなり似通っています。そのため、G7X Mark2、G1X Mark3といった映像エンジンがDIGIC 7の機種であれば、前回・今回の作例は撮影イメージの助けくらいにはなるかと。

 

HDR効果は、普段からスマホアプリでフィルターをかけた写真が好きなかただったら、かなりツボな撮影効果だと思いますよー。

 

ちなみに画像データの保存についてですが、他のSCNモードも含めて、こういった特殊なフィルターをかけた写真を撮った時は、一部の例外を除いてRAWデータも残せず、JPEG画像データだけが記録されます。

 

できれば同時に素の写真データもカメラの方で自動的にとっておいてほしい…!

このあたりはソフトウェアのアップデートなどで対応できないものでしょうか。

お願いします! キャノンさん…!!※切実(笑)