この記事の最終更新日は 2017年12月20日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
クリスマスまであと一週間をきりました。
ケーキの準備はお済みですか?
我が家はクリスマスのケーキは自前で、毎年シュトーレンを作っています。
シュトレンはバターとラム酒漬けのドライフルーツがた~っぷり入ったお菓子。
事前に作り置きをしておいて、クリスマスまで毎日少しずつ少しずつ味の変化を楽しみながらいただくケーキです。
最近はかなりポピュラーになり、パン屋さんやケーキ屋さん、輸入食品を扱っているお店などで気軽に買えるようになりました。
とはいえ、手作りもなかなか美味しい。そして作る過程が楽しい。
そこまで気張らなくてもホームベーカリーがあれば、かなり気軽に作れるおすすめレシピがあるんです! プラス、本場ドイツ・ドレスデンのシュトレン話をちょこっと。
まずはおすすめレシピ。
HBで♡シュトーレンのクリスマスリース by oNACHIKOo
いろいろなレシピはあれど、かなりの気安さで、かつ、本場のシュトーレンにも負けてないお味がわたしにも出せたおすすめのレシピです。
冒頭の写真のシュトレンもこのレシピで作ったもの。
レシピの分量に、更に50gくらいラム酒漬フルーツ&アーモンドスライス30gくらいをプラス追加すると、より美味しいのでおすすめですよ!
ホームベーカリーをお持ちの方はぜひ。
なお、このパン生地はかなりやわらか~~~なので、手捏ねではちょっと厳しい(少なくともわたしは無理です…)のですが、つくれぽという実際に作った方のコメントを見ていると手捏ね挑戦者も結構いらっしゃいました。
我こそは手ごねに自信あり!な方もぜひ(笑)
そしてそして。
実はワタクシ、シュトーレンにはかなり思い入れがあるのでございます。
もう数年前になりますが、クリスマスマーケットと博物館巡りを目的に、ドイツにひとり旅したことがあります。今思うと、ドイツ語どころか英語もダメダメなのに、よく行ったもんだと思いますが、滞在期間中、とても楽しくドイツを満喫してきました。
ドイツ満喫話はおいおいしていく予定ですが、その時、事前の旅行日程には入れてなかったのですが、ご縁あって、ドイツ東部の街・ドレスデンに行くことができました。
ドレスデンのクリスマスマーケット。
ドレスデンのとても有名な「君主の行列」
コレについてのあれこれを語りたいのですが、それはまたドイツ旅行記にて…!
ドレスデンはシュトーレンの生まれた街。
クリスマスまでの4週間をアドベントというのですが、その期間のどこかの週末に1日だけ、エジプトのミイラかいとツッコミたくなるほどの大きさのシュトレンが、ドレスデンの街を練り歩くというイベントまでやっています。
おわかりいただけただろうか…。
なかなか全体像が撮れませんで、その時かろうじて撮れたドレスデン名物(?)・巨大シュトレン様がこちらでございます(笑)
この巨大シュトレン様は、街をねり歩いたあと小さくカットされ、我々下々の者に買われていくわけです。カットしたものを見せてもらいましたが、この巨大さの名残はすでにありませんでした。普通のシュトレンサイズになっておられた…。
元・巨大シュトレンについては、わたしは残念ながら買えなかった(というか、街をみてまわるのに忙しくて買いに行かなかった)のですが、ドレスデンのクリスマスマーケットで売っていたシュトーレンは買って帰りましたよ。
もちろん本場のものも美味しかったのですが、わたしがそれまで実物も知らずに作っていたシュトレンもかなり近いお味だったのです。
それ以後、ドヤ顔で今にいたるまで毎年シュトーレンを焼いているのでした(笑)
きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅 [ 久保田 由希 ] |
実は縁あってその時ご一緒させていただいた方の本。
なんでその時著作本を日本に置いていったのか自分。
悔やんでも悔やみきれぬ。