この記事の最終更新日は 2018年3月3日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

 

夜行バスや早朝便・深夜便LCCの飛行機は、わたしにとってコストパフォーマンスの高い旅行をする際に欠かせない移動手段。

 

…とは言うものの、機内の狭い席で長時間じっとしているのは、体に負担がかかるのも確かですよね。

特に20代前半ならいざ知らず、30を過ぎるとこう、知らぬ間に体の負担がじわじわと増してくるという…。コレが老い、か…。

 

そんなじわじわ体の老化に悲鳴をあげているMIKOが、先日の東京-大阪夜行バス乗車で実際に使ってみて、「今後、長距離移動時は絶対に持っていく!」と心に決めたトラベルピローを今日はご紹介いたしましょう!

 

ぶっちゃけこのタイプの空気式まくらは盲点でした…!

 

 

商品はこちら、うつ伏せ寝タイプの空気式トラベルピロー。

 

 

 

 

リクライニングして寝る、ではなく、学生時代ほぼ誰しもが記憶にあるうつぶせ寝に焦点を当てたトラベルピローです。考えた人すごい。

 

 

 

●うつ伏せ寝タイプの空気式トラベルピロー:サイズ感

 

まずは大きさや全体像。

 

 

上部の穴の部分に顔をうずめてうつぶせ寝スタイル、もしくは最上部にあごをのっけてもなかなかの安定ぶり。

 

 

 

横があいているので、抱きまくらのように使えます。

抱きまくら姿勢も体が安定しました。

 

 

サイズは空気をいれた状態でコレ。

一般的なスリムタイプのテッシュの箱とくらべてみた写真をみるとわかりますが、結構大きいです。

 

 

 

●夜行便・深夜便に! うつ伏せタイプの空気式トラベルピロー オススメポイント5つ

 

・いろんな体勢で寝られる

メインはうつぶせ寝ですが、頭を横にしておいたり、抱き枕として使うだけでも、体が楽になりました。

だっこ状になるだけで、腕の腕や胸(胴体部分)の重みをトラベルピローが支えてくれるので普通のネックピローより、わたしの場合は楽ちんでした。

 

 

 

・リクライニングしにくい場所でも使える

エコノミー席だったりすると前後が狭いので、後ろの方にリクライニング時、気を使いますが、このピローの場合、むしろリクライニングは最小限の方が使いやすいのでフルに座席を倒さなくてすみます。

 

あとコレ、わたしだけかもしれませんが、フルリクライニングってかえって腰に負担になりません? わたしの姿勢が悪いんですかね…?

フルリクライニングしなくても、安定しやすい姿勢をとれることも、このピローのありがたい点でした。

 

 

 

・座席以外(ラウンジや空港のベンチ等)でも使える

LCCの国際線等で空港での待ち時間が長い時、空港内で仮眠をとりたい時ってありますよね。

日本も含め置き引きやスリなんかの心配もあるので、それなりの注意や対策は必要ですが、有料ラウンジやカードラウンジなどの個別ブースなどを利用すれば、荷物は預けて、自分はこのピローを使って仮眠…なんてこともできます。

 

 

こちらは成田空港のカードラウンジのソファ。

 

奥まった場所のソファや、ビジネス席というのでしょうか、仕切り等のある個別ブースっぽくなっている席のあるラウンジもあるので、そのような席だと周囲の目をあまり気にせずに済みます。

 

またプライオリティパスやカードラウンジの利用サービスのついているカードを持っていなくても、コインロッカーや荷物預けサービスなども空港にはあるので、そちらに大荷物は預けて仮眠なんてことも。

 

繰り返しますが、セキュリティ・盗難には重々注意を!

 

 

 

・ネックピローがあわない・苦手な方に

 

 

わたしコレです。結構そういう方いると思うのですが、機内グッズで調べるといまだにU字型タイプのネックピローが多くでてきますよね…。

 

わたしの場合はU字型のタイプは持っていっても、首ではなく、腰当てクッションにしていることが多いです。

 

U字型ネックピローがあわなかった方には、うつ伏せ寝タイプの方があっているかもしれません。

 

 

 

・空気入れ・空気抜きがカンタン!

ひと昔前の空気をいれるタイプのピローやビーチボールや浮き輪なんかは、個人の肺活量に空気入れの技量を頼ってた感があるのですが、最近は違うらしいということをこのピローで知りました(笑)

 

空気の吹き込み口に弁がついていて、吹き込んだ空気を逃がしにくくしてくれるみたいです。

そのため、風船をふくらますのが苦手な人(MIKOのことですが)でも、カンタンにふくらませられるようになっています。

 

最初、このピローといっしょに携帯用空気入れも買おうかと思っていたのですが、まったく不要でした。

 

また、空気を抜く時も空気入れの弁部分をおさえるようにして抜けば、すぐにぺっちゃんこになりますよ。

 

 

 

●うつ伏せタイプの空気式トラベルピローのデメリット3つ

 

・座席が狭くなる

下の写真は実際に3列独立タイプの夜行バスの席で膨らませた状態で撮ったもの。

スマホのカメラで暗いなか、限られたスペースで撮っているので全体像うつせず大変わかりにくいのです(汗)

 

 

バス座席(3列独立タイプ)の膝の上。ピローふくらます前。

 

 

ふくらませた後。

狭くて全体図うつせてないのですが、みっちりみっちりなのがおわかりいただけますでしょうか…。

 

やはりある程度圧迫感はどうしてもでてしまうので、機内食を食べる予定のフルキャリアの航空路線だったりすると、「機内食後にまくらをふくらます」「機内食前にまくらをたたむ」という作業が必要になり、ちょっとせわしなくなってしまいます。

 

また基本窓際しか座らないわたしはその心配はないのですが、飛行機で通路側に座る場合は、窓側の方がトイレなどで出られる際、このトラベルピローが邪魔になってしまいます。

 

もっとも、この大きさゆえに簡易抱きまくら状態となって、楽な姿勢をとりやすくしてくれているわけなのですが。

 

 

・空気を入れる・抜くのがちょっと面倒

荷物を少なくするためにどうしても必要な作業ではあるのですが、座席での作業が増えてしまうのは確か。

 

「座席が狭くなる」の内容とも重複しますが、もし座席で何か作業、

たとえば機内食を食べたり、パソコン作業したり、入国票を記入したり… 等をするのであれば、トラベルピローの空気を抜いて片付けてから作業を始めなくてはいけない分、ちょっと面倒ではあります。

 

 

・開封直後は少しゴム臭?がする

 

 

こちらの商品のレビューにもありましたが…ってかアレ、わたしのレビューだったりしますが(笑)

 

これはどの製品も多かれ少なかれありますが、開封直後は製造臭というかゴム臭のようなにおいがそれなりにします。

 

わたしは大抵、飛行機内・電車内・バス車内ではマスクをしていることが多いので、そこまでにおいを気にしない方ですが、それでもソコソコ感じたので、においに敏感な方だと開封したてを使うのはリスキーかも。

 

実際ピローの空気の入れ方もちょっとコツがあるので、旅行の数日前に開封、膨らましたり空気を抜いたりのテストをしておくことをオススメします。

開封後、数日おいておくとにおいは気にならなくなりましたよ。

 

 

 

●さいごに:実際使ってみての感想

 

機内快適グッズとして「100パーセント皆さんにオススメできるか」というとたしかに微妙なところではありますが、わたし自身は仮眠する予定の長時間移動の時は今後も必ず携帯しようと考えています。

 

実際使ってみて、ぐっすりとまではいかなくとも、うつぶせ寝ができるのはやはり大きい&安心感がありました。

 

また周囲の席の方への迷惑を心配されている方も多いかと思います。

使ってみた感じとしては、夜行バスであれば乗車時してすぐの皆さんが荷物を整理したり寝る体制を整えている時に、飛行機であれば離陸直後にサッとふくらませば、そんなに気にされない印象でした。

 

旅行を楽しむにはいかに上手に休息を入れるかも大切です。

 

特にLCC(ローコストキャリア)の深夜便・早朝便や夜行バスは旅先の時間を効率的に利用するにも、旅費の節約にも欠かせない利用手段ですが、その機内・車内でしっかり休めると旅先の充実度が違います。

 

上手にこのような便利グッズを使って、コストパフォーマンスよく旅行を楽しみたいですよね!

 

 

 

 

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