この記事の最終更新日は 2018年5月29日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

 

こんばんは、MIKOです。

先日、東京上野の国立西洋美術館で開催していたプラド美術館展に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

プラド美術館とは、スペインの首都マドリードにある、歴代のスペイン王家のコレクションを展示する美術館です。

特に収蔵品の土台となったものは、スペイン・ハプスブルク王家時代(16-17世紀ごろ)のもの。

 

スペイン・ポルトガル史、特に世界史で言う「大航海時代」の頃が大好きなMIKOにとっては、すごーく楽しみにしていた特別展です。

 

せっかくなので東京メトロの1日乗車券も活用し、東京でスペイン・ポルトガル縛りで1日を楽しむことにしました!(=^▽^=)

 

 

 

●なぜやった!?(笑)1日イベリア半島縛りで楽しんできたよ※一部偽り有

 

まずは最初に東京メトロ1日券を買って出発!

 

 

出典・引用:東京メトロ・各種一日乗車券

 

 

そういえばいつの間にか、メトロの1日券が日付切り替えではなくて、改札通してから24時間きっかりの「24時間券」になってました。

個人的には「24時間券」の方が、もっとも使う時間帯を狙ってスタートを切れるので、今の方が嬉しいです♪

 

 

 

●1件目:ポルトガル菓子のお店ドース イスピーガ (DOCE ESPIGA)

 

まずは最初に7時開店の御茶ノ水(神保町駅も最寄り)にあるポルトガル菓子のお店、ドースイスピーガさんへ。

 

 

 

 

 

 

こちらは本格的なポルトガル菓子が手に入る日本で数少ないお店です。

存在は知っていたのですが、なかなか行く機会がなかったので、今回初訪問。

 

店内も南欧風の、ひまわりを彷彿とさせる素敵で可愛らしい内装なんですよ!

ぜひ、一度足を運ばれてください。

 

とはいえ、お目当てのエッグタルトほかもろもろ、今、買ってしまうと美術館の見学に支障が出てしまいます。

朝、一度お邪魔して、この時はお取り置きをお願いしてきました!

 

というわけで、ドース イスピーガさんはまた後ほど訪問します。

次は今日の一番の目的の上野へ—!

 

 

 

 

●東京・JR上野駅構内の”e cute エキュート”にて朝ごはん!

 

出典・引用:e cute エキュート-上野

 

ここはJR上野駅構内にあるショッピングモール的な駅ビルです。

東京メトロで上野まで来た場合は、JRの改札口で入場券を買わないと入れません。

 

 

 

 

 

エキュートの3階にあるフード系のお店は、7時台からモーニングをやっているところが多く、また駅構内というのもあって、そんなに混んでいないので、ゆっくりできます。

 

 

 

 

 

たいめいけんのモーニングメニュー。ブレててすみません…

 

 

本当はエキュートの洋食屋さん「洋食や 三代目 たいめいけん」の有名なオムレツ・モーニングを食べようと思っていたのですが…

 

 

 

どうしてこうなった。

 

 

 

早くも夏バテではないものの、ちょっと食欲が最近落ちてきつつあったので、うっかり「T’sたんたん」さんでお茶漬けモーニングを。税込500円キッカリ。

おだしがしっかりしていて、美味しくサラッといただきました!

 

「T’sたんたん」さんでは他にも看板メニューの担々麺の肉あんをのっけたお茶漬けなんかもありました。そちらも美味しそう…!

 

 

 

 

 

 

 

実はマグロ山かけにも興味津津だったとか言えない。

※イベリア半島縛りとは

 

 

駅弁的なお弁当を売っているところもあったので、そこで朝ごはんorお昼用に買って、上野公園内の木陰で食べるのも、気持ちよさそうでしたよ!

 

 

 

 

今回はエキュートでモーニングを食べようと計画していたので、ドース イスピーガさんのJRの最寄りである御茶ノ水から、JR上野駅までやってきました。

ですので、東京メトロの1日乗車券はありつつも、JRの御茶ノ水~上野駅間は別途支払ったことになります。

 

 

 

 

●いざ、国立西洋美術館「プラド美術館~ベラスケスと絵画の栄光」へ!

 

上野駅構内のエキュートで腹ごしらえし、国立西洋美術館開場の15分位前には到着したのですが…

 

 

並んでる…!

 

 

さすがプラド美術館、さすがベラスケス…!

まあ、東京での展示期間があと数日で終わろうって時に来たので、MIKO同様、滑り込んだ方も多かったのだと思います。

 

 

開場した後、館内はまあそれなりに混雑はしていましたが、それでも「人が多すぎて作品全然みれない!」なんてことはなく、多少人がたむろっていても、他の作品を見てきたり、絵の横の解説読んでいるうちに、観覧のベストポジションがあいたりするくらいだったので、そこまで人混みという雰囲気ではありませんでしたね。

 

 

 

 

 

スラブ叙事詩の展示があったミュシャ展の時は、もりもり人だかりでしたから。

なんだろう、このちょっと悔しい感…。

 

 

ちなみに、チケットを事前に買っておいたほうがいいなど、実際に見てきて、こうしとけばよかったアレコレはコチラの記事をご参照ください^^

 

 

↓行った直後に書いた記事↓

【2018年5月27日(日)まで!】スペイン好きは急げ!東京上野のプラド美術館展に行ってきた~国立西洋美術館

 

 

またプラド美術館展の特設のミュージアムショップも良かったです。

 

 

 

スペインのお菓子「ポルボロン」

 

 

ポルボロンはアンダルシア生まれのホロサククッキー。

口の中でほろさく~と溶けて崩れてしまうまえに、『ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン』と3回唱えることができればしあわせになれるそうですよ!

 

 

 

 

アーモンドケーキ「タルタ・デ・サンティアゴ」

 

このタルタ・デ・サンティアゴの名前の由来である「サンティアゴ騎士団」はベラスケスにとって思い入れのある騎士団で、ベラスケスが亡くなる前年、念願の騎士団加入が認められた際、かの有名なベラスケスの代表作「ラス・メニーナス(ハプスブルク王家のお姫様を描いた絵。ベラスケス自身も描かれており、観覧者を意識した構図になっているアレ)に、サンティアゴ騎士団の紋章を描き足したそうです。

 

どれだけ騎士団入りたかったんだ、ベラスケス…

 

 

その紋章ががタルタの表面に粉砂糖で描かれています。

 

 

 

 

 

 

シナモンがきいていて、しっとりウマウマでした。

 

 

 

ちなみに最近は展示目録的な物の購入を控えていた(意外と見る暇がないですよコレが…涙)のですが、今回は小さいサイズの目録本が売っていたので、久しぶりに購入。

 

 

 

 

カルロス王子かわいい。

 

 

 

ただ、もし「西洋美術史やスペイン史などもしっかり知りたい!」ということであれば、従来のでっかい目録を買ったほうが良いかと思いますよ。

各作品以外の、展示作品の時代背景やスペイン美術史の話がしっかり書いてあって、読み応え十分でした!

 

これから神戸のプラド美術館行く予定の人はご参考になれば。

また展示会場内のベンチにも見本が置いてあるので、実際中を見て、買うか買わないか判断できますよー。

 

 

 

 

国立西洋美術館。

 

 

 

 

この建物自体も「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録。

 

 

 

 

 

オーギュスト・ロダンの地獄の門。

 

何回も見ているけれど、来るたびにやっぱり見返す迫力。

作品そのものは意外と小さいんですが、彫刻に気迫があるからなのでしょうか。

 

 

 

 

同じ上野公園内にある東京国立博物館。通称トーハク。

 

 

 

 

 

同じく同じ公園内の上野東照宮の鳥居。

 

 

 

 

 

ちょうど「さつき祭り」をやっていたので、市がたってました。

 

 

 

 

 

平日でしたがなかなかの盛況。

 

 

 

前回の記事にも書きましたが、プラド美術館展をガッツリ見た後に、国立西洋美術館の常設展も軽めとはいえ、見て回ったので、今回は上野公園内の他の博物館・美術館までは足を伸ばせませんでした。

 

というか、せっかくのプラド美術館展の印象を、ほかの展示で上書きしたくなかったというのが一番の理由(笑)

 

 

 

おでん屋さん(というかお茶屋さん)にはかなり惹かれました。

 

 

 

 

 

今回は行かなかったけれど、みんなだいすき!シャンシャンの上野動物園。

シャンシャンのあのポージングの数々は、アレ、絶対自分が可愛いってわかってるやつ。

 

 

 

 

大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」人気か!?

以前来たときより、人がいた西郷像。

 

 

 

 

こんなに都会的な風景も見える場所があれば…

 

 

 

 

 

緑いっぱいの場所もあり。

 

 

 

 

上野恩賜公園だけで2,3日過ごせるボリュームですが、今日はほかに目的があるので、上野公園の散策はそこそこで、再度、御茶ノ水(神保町)へと戻ります。

 

 

 


結構長くなってしまったので、この続きは後編  中編へ!

 

 

 

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土台にスペイン・ハプスブルク時代の宮廷画家ベラスケスを土台とした疑似歴史物。

プラド美術館展の展示の解説とこの漫画を読むと、共通性のあるところがわかって楽しめます(笑)