こんばんは、本格的に暑くなる前にどこかに国内弾丸旅行に行く気満々のMIKOです。
今年4月に、機内2泊・現地1泊2日の強行弾丸旅行に行ってきました。
東京(今回は羽田利用)-香港の往復は、最近認知度も上がってきたLCC(ローコストキャリア)の香港エクスプレスを利用。
なおLCCとは、
ローコストキャリア(LCC)・格安航空会社とは
効率化によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが簡素化された航空輸送サービスを提供する航空会社である。
香港エクスプレスは、頻繁にセールをやっており、セール期間中なら、結構な率で往復航空券が2万ほどで購入することができます。
また、ひとり旅・個人旅行派としては嬉しい、現地滞在時間を増やせる早朝・深夜便が多いのも個人的に選んだポイントでした。
ただ、今までJALやANAといった「フルサービスキャリア/FSC」しか乗ったことがないと、LCCの乗り心地や機内サービスはどうなのか、と心配に思われませんか?
今回、海外路線のLCCはわたしもはじめてだったので、やっぱりちょっとドキドキしましたよ。
実際の乗り心地や事前に持ち込んだほうがいいもの、
機内食や座席指定、荷物は預けるべきか、
(これらサービスはLCCは有料)
空港にはどのくらい前に着いておくべきか、
など、羽田空港についてからの搭乗までの流れと実際利用して気をつけるべき注意点ともに、以下に搭乗記をまとめました。
これから乗る方、香港・マカオ旅行を検討している方の参考になれば嬉しいです。
(=^▽^=)
Contents
●2018年4月 香港エクスプレス 羽田-香港 UO623 深夜便 搭乗記(往路)
乗るのは、羽田国際空港をAM1:00出発・香港国際空港AM04:35 の深夜便UO623。
到着空港である、香港国際空港で、香港ドルを入手したり、オクトパスカードを買ったり、ちょっと身支度したりしたのち、市街地にむかえば、朝食飲茶や粥店が開店し始めるちょうどよい時間だったりします。
●【必須】搭乗する便の出発48時間前~75分前までにWEBチェックインしておくべし!
まず家を出る前に、香港エクスプレスのWEBかアプリで、オンラインチェックをすることをオススメします!
できれば、プリントアウトしたほうが安全ですが、少なくとも今回利用した羽田空港では、チェックインカウンターに行けば、プリントアウトした紙がなくとも、時間が多少かかるかもしれませんが、手続きはできると思います。
わたしは事前に調べたとき、「アプリのチェックイン画面だけでは搭乗できない&搭乗前に呼び出しをされる場合がある」という先輩方のブログ記事を多々見かけたので、
自宅でオンラインチェックイン、
かつプリントアウト。
※WEBチェックインは搭乗する便の出発48時間前~75分前まで
↓
空港のチェックインカウンターで、
オンラインチェック時のプリントアウトした用紙・パスポートを提示。
※オンラインチェックイン済の乗客専用のカウンター有。
※このとき、機内持ち込み荷物のサイズと重さも測られます。
↓
チケットを受け取る。
チケットを受け取る際、口頭でも案内されると思うのですが、あわせて搭乗開始時間を必ず確認してください。
今回はチケットに手書きで変更時間を記入されました。
深夜便あるあるですが、搭乗開始時間が早まることが結構あります。
夜遅いはずなのに、モッサモサ人がいました…
また、空港のチェックインカウンターは長蛇の列。
LCCは特に、荷物預け手数料が有料であるため、サイズや重さの制限がシビア。
そのため、余計に時間がかかっているように感じました。
ただし、事前にオンラインチェックインをしておくと、専用の列(ちゃんとカウンター前に案内があります)があり、そちらは比較的すいているので、香港エクスプレスを使うときは事前のオンラインチェックインを強くおすすめします。
チェックインの際に座席の希望も伝えられますが、今回は手数料を払って、予約時に事前に座席も指定しておきました。
●LCCは搭乗口が遠いので注意!
ラウンジから搭乗口までの図…。
LCCはだいたい搭乗口が遠いです…。
利便性の高い時間帯や場所は、空港使用料が高くつくのではないかと。
その分、航空券の安さにつながっているので、そこはもうしょうがないかと。
今回のUO623便は、搭乗口141でした。
もしラウンジを利用したいなら、ラウンジの場所からも結構離れているので、30分前にはランジを出て搭乗口付近に向かった方が良いと思います。
↓このとき利用したラウンジはこちら↓
【空港ラウンジ体験記】羽田空港国際線ターミナルのSKY LOUNGE ANNEX に行ってきた
どのくらい遠いかというと…
ラウンジから搭乗口に向かって出発。
歩きます。
まだ歩きます。
まだまだ歩きます。
…!
ここのようです。
しかしまだです。ココは実は「仮・141-搭乗口」…!!
先程の「怪しい物体」が、下のフロアに降りるエレベーター。
もしくはそのそばにある階段orエスカレーターで下のフロアに降りると…
ここが本当の「真・141-搭乗口」…!
かなりの移動距離ということがおわかりいただけただろうか…。
なお、写真の撮影時刻から、ラウンジからこの「真・搭乗口」までは、早歩きで徒歩7分ほどかかりました。
●いよいよ搭乗!
搭乗時刻になると、香港エクスプレスのスタッフさんが優先搭乗の人から呼びかけて、機内に入れていきます。
優先搭乗のかたが乗り終えると、並んでいた順に、わたしを含む残りのお客さんを入れていきます。
搭乗口からバスに乗って、乗る飛行機まで運ばれることもある(いわゆる”沖止め”)のですが、今回は搭乗口から橋みたいの ボーディング・ブリッジで乗り込みました。
乗る時に、他の人の邪魔にならないようすばやくチェック。
噂の機体名、発見!(笑)
夕飯も食べてきて、かつすでに空港で歯も磨いたのに、小籠包が食べたくなるという罠。
やっぱり狭いですが、まあ想定範囲内。
機内の席配置は「3-3」、今回は事前座席指定(有料)で窓際席を確保。
トイレはそんなに行かない方なので、特に旅行時助かります(笑)
座ったときの座席の隙間感。
155センチ・体型標準の女性としてお考えください。
前の座席下に荷物を置くとこんな感じ。
キツキツに一見、見えますが、飛行中は荷物をフットレスト代わりにしてしまうので無問題(モウマンタイ)
お隣りさんとの距離感、おわかりいただけるだろうか…
当便は満席だったようです。
飛行後、わりとすぐに事前に機内食を予約している人に、機内食や飲み物が配られます。
ちなみに、多くのLCCと同じく、香港エクスプレスも飲み物含め、飲食物は機内持ち込みNGです。ぶっちゃけ、ペットボトル飲料くらいは持ち込んでいる人は見かけましたけどね(小声)
機内で買うよりも予約時にいっしょに注文しておいた方が安いこと。
食べ物を注文しておくと、水はサービスでついてくること。
から、わたしは安心料として、行きはパイナップルデニッシュ、帰りは水だけ、頼んでおきました。
ちなみに、配られたとき、パイナップルデニッシュはあたたかく、その場で食べれば絶対により美味しかったと断言しますが、もう歯も磨いていたので、機内では食べませんでした。
パンものは今回の1件でかなり期待できそうだったので、次回はチャーシューパフに挑戦&ちゃんと機内であたたかいうちに食べようと思います!
それにしても、深夜便なのに、とても美味しそうな香りが周囲に漂ってしまい、結構な飯テロした自覚はあります。
周囲のお客さん、ごめんなさい…。
機内食の配膳や機内販売は早々に終わり、20-30分ほどで消灯になったかと。
暗くなると荷物も出せないので、機内販売中に大急ぎで寝る体制を整えます。
今回はうつぶせ寝用トラベルクッションのこれ↓がかなり体を安定させてくれました。
見よ、この座席空間占有率…!
LCCなので注文しない限り、機内食サービスがない&窓際なので人の出入りを気にしなくていいため、心置きなく使えました(笑)
↓関連記事↓
【機内便利グッズ】夜行バス・深夜早朝便LCC時に!うつぶせスタイルの空気式トラベルピロー【レビュー】
●絶対機内に持ち込むべきもの
繰り返しになりますが、本当消灯後は荷物が出せないので、寝る時に必要なもの・寝ている最中にひつようなものはすぐに手探りで使えるような場所においておきましょう。
■機内で手元においておくべきもの■
貴重品・パスポート
トラベルピロー
使い捨てマスク
(乾燥防止・喉の炎症防止)
アイマスク
(機内は暗くとも、スマホの光や窓からの機体の光でけっこうチカチカします)
耳栓orノイズキャンセル機能付きのイヤホン※めっちゃ重要
実は今回の往路は真後ろの席にちびっこが…
親御さんも泣きたかったことでしょうが、さすがに前の座席(=わたしの背中)を蹴るのは止めて~~(泣)
夜、消灯後に泣かれたのは結構しんどかったです。
こういうのは不可抗力なので、自己防衛のためにも、昼でも耳栓類は要準備。
ペットボトルの水
(乾燥防止・喉の炎症防止)
常備薬・酔い止め
(酔い止めはできれば即効性&水なしで飲めるタイプがおすすめ)
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口の中で水なしで溶ける崩壊錠タイプ。
ただやっぱり後味がオレンジ味とはいえ「…」なので、ペットボトルの水があると口の中をリフレッシュできます。
ティッシュ
ハンカチ
ボールペン
(機内で入国カードが配られます)
香港の入国カード(写真右)
書き方はコチラの記事にて。
スマートフォン
※消灯中の使用は迷惑になるのでNGですが、念の為
モバイルバッテリー
(機内で充電するため。
香港エクスプレスの座席にはコンセントや充電設備はありません。)
わたしはペットボトル以外、これら機内で必要そうな細々としたものは、以前ベタ褒めしたポーターのウエストバッグに入れています。
●香港国際空港到着時は、沖止めでした
夜便の醍醐味。もうすぐ香港到着!
数年ぶりの香港国際空港でしたが、あらためて広い!
到着時は案の定、沖止め(※搭乗口から離れたところに機体が止まること)
まあ、LCCですしね…。
飛行機から降りたら、「入境検査/イミグレーションImmigration」を目印に進みます。
意図せず、一番手前のお兄さんの追跡者と化してしまったMIKO
「入境検査/イミグレーションImmigration」を目印にひたすら進む。
要所要所に空港のスタッフさんがいらしたので、入国手続きのカウンターまで迷うことはほぼないと思います。
今回は沖止めだったため、バスに乗り、第1ターミナルへ。
入国審査や預けた荷物の受け取り、他国への乗り継ぎをするターミナル1に到着。
ANAさんの香港国際空港マップが到着~入国審査まで位置関係がわかりやすいかったです。
あわせてコチラの記事もチェックしておくと「到着~入国審査~市街地へ」までの流れがわかりやすいですよ!
【2018年4月香港旅行記】まず香港国際空港についたらやること覚書徒然
早朝着の空港内でも、すでに空いているお店もちらほら。
香港らしく麺・粥類で空港モーニングもできます。
●結局、羽田国際線ターミナルにはどのくらい前にいくべき?
はじめてなら、できればチェックインカウンターのあく3時間前。
少なくとも2時間前が望ましいと感じました。
オンラインチェックインをしていても、意外とチェックインカウンターで待つ。
(それでもカウンターチェックイン組よりは全然待たない方)
(たぶん30分弱待ちました)
更に出国手続きで並ぶ。
出国後も搭乗口が遠い。
この3つが地味に時間を食うので注意です。
わたしもラウンジを使いたかったというのもありましたが、3時間弱前に来て、なんだかんだであっという間に搭乗…となり、焦るほどではなかったものの、「意外と時間がなかった」という印象でした。
特に夜便は搭乗時間が早まる可能性も高いですし、旅慣れていないなら、少なくとも2時間前には空港に着いておくと良いでしょう。
●さいごに:まとめと注意点補足など
総括としては、LCCの特徴をわかったうえで、移動のためと割り切れば、個人的には香港行きの選択肢として香港エクスプレスは十分今後もリピートする可能性大ですね。
ただし、もしあなたが機内で、追加料金無しの機内食やフリードリンク、ブランケット貸出や機内エンターティメントといった、十分なサービスを受けたいのなら、香港エクスプレスに限らず、LCCの利用をおすすめしません。
また荷物を預けるのにも追加料金が必要になるので、荷物が多い方にも向いていないと思います。
ちなみに今回、行きは機内持ち込みのみ。
帰りは預け入れ手荷物20kg分(3500円※予約時の同時注文での最安値・当日空港で追加すると5900円と跳ね上がりますので注意!)を、チケット予約時にいっしょに申し込み済。
なんといっても香港エクスプレスのメリットは、
セールをしばしばしているので、そこそこ安くチケットが手に入ること。
羽田だけでなく成田も利用空港に入れると、渡航時間帯の選択肢が広がること。
この2点です。
接客対応も、CAさんや地上乗務員さんの対応もごく普通に丁寧でした。
某フルキャリアのビール大好き欧州系航空会社のほうがよほど無愛想(というか真面目?作業はテキパキだったのでお国柄と思われます)
「移動手段」と割り切るなら、香港くらいまでなら個人的には全然「アリ」です。
ただ、羽田-香港の5時間弱の飛行時間以上になる、東南アジアや欧州方面での長距離線の場合、席スペースの窮屈さや、温かい飲み物や各種サービスが有料であることが響き、正直LCCはキツイかなと思います。
なお今回は往復航空券(空港使用料など各種手数料・税金も含めて)、4月平日の日程で、3万円ほどでした。
土日祝だと難しいのですが、平日ならセールなどを上手に使えば、往復航空券で2万円も十分狙えます。
香港・マカオ方面の旅行の参考にしてみてくださいね!
(=^▽^=)
↓復路の乗車記はこちら↓
香港エクスプレス 香港-羽田 UO624 やっぱり夜便搭乗記(復路)